映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』(お薦め度★★)
映画技術としては、かなりのレベルです。
しかし、設定が荒唐無稽でリアリティがありません。
アイデアが先行し過ぎたとしか感じられません。
世界規模のベストセラーのために翻訳家が集められますが、その中に日本人が登場しません。中国人に取って代わられています。
国力の低下を如実に感じてしまいました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Les traducteurs
制作年:2019
制作国:フランス・ベルギー
内容時間:106分
<スタッフ>
監督:レジス=ロワンサル
製作:アラン=アタル
脚本:レジス=ロワンサル、ダニエル=プレスリー、ロマン=コンパン
撮影:ギヨーム=シフマン
音楽:三宅純
<キャスト>
エリック=アングストローム:ランベール=ウィルソン
カテリーナ=アニシノバ:オルガ=キュリレンコ
ダリオ=ファレッリ:リッカルド=スカマルチョ
エレーヌ=トゥクセン:シセ=バベット=クヌッセン
ハビエル=カサル:エドゥアルド=ノリエガ
アレックス=グッドマン:アレックス=ロウザー
イングリット=コルベル:アンナ=マリア=シュトルム
チェン=ヤオ:フレデリック=チョー
テルマ=アルヴェス:マリア=レイチ
コンスタンティノス=ケドリノス:マノリス=マヴロマタキス
ローズマリー=ウエクス:サラ=ジロドー
<イントロダクション>
世界的ベストセラーが約束された小説の一部が出版を前に謎の脅迫者によって流出。犯人は完全隔離で翻訳を進める9人の翻訳家の中にいるのか? 緊張感漂う本格ミステリー。
外出はもちろん、ネットも電話も禁止された中で翻訳作業を進める9カ国9人の翻訳家たち。だが、それをあざ笑うかのように謎の犯人が原稿を少しずつ公開していく……。「ダ・ヴィンチ・コード」で知られる人気作家ダン・ブラウンの新作が出版される際、流出を恐れた出版社が各国の翻訳家を隔離された部屋に集めて作業させたという逸話に着想を得たミステリー。出演は「神々と男たち」のL・ウィルソンをはじめ、「007/慰めの報酬」のO・キュリレンコ、「あしたのパスタはアルデンテ」のR・スカマルチョら。
<作品内容>
全世界が待望するミステリー小説の完結編を世界同時出版するため、9カ国9人の翻訳家が一斉に翻訳を行なうことになった。だが、隔離された屋敷に集められた9人が完全監視下で作業するという厳重な漏洩防止策にもかかわらず、ネット上に作品の冒頭が流出。犯人は500万ユーロを払わなければさらに原稿を公開すると出版社社長アングストロームを脅迫する。アングストロームは翻訳家たちの中に犯人がいるのではと疑うが……。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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