映画『わたしを離さないで』(お薦め度★★)
設定の異様さで物語が全然入ってきません。 SFでありながら、過去の時代設定のため、違和感だらけで馴染めませんでした。 オリジナルとコピーという対比が説明不足で、ノーベル文学賞のカズオ・イシグロの世界観について行けません。 以下、WOWOWオンラインから引用。 <作品データ> 原題:Never Let Me Go 制作年:2010 制作国:イギリス・アメリカ 内容時間:104分 <スタッフ> 監督:マーク=ロマネク 製作総指揮:カズオ=イシグロほか 製作:アンドリュー=マクドナルド、アロン=ライヒ 脚本:アレックス=ガーランド 撮影:アダム=キンメル 音楽:レイチェル=ポートマン <キャスト> キャシー:キャリー=マリガン トミー:アンドリュー=ガーフィールド ルース:キーラ=ナイトレイ エミリー:シャーロット=ランプリング ルーシー:サリー=ホーキンス <イントロダクション> 2017年度ノーベル文学賞に輝いたカズオ・イシグロによる同名小説を映画化した青春ラブストーリー。外界から隔絶した寄宿学校で育った男女3人を待ち受ける運命を描く。 1989年発表の「日の名残り」で英国の権威ある文学賞、ブッカー賞に輝いた、日本生まれの英国人作家カズオ・イシグロだが、本作は2005年にイシグロが発表した同名小説を映画化。田園地帯の寄宿学校で淡々と進む物語に配された強烈な違和感が、やがて明らかになる衝撃やあまりに切ない運命などを経て深い余韻に変わる秀作だ。「17歳の肖像」のC・マリガン扮するヒロインを中心に、「沈黙-サイレンス-」「ハクソー・リッジ」のA・ガーフィールド、「つぐない」のK・ナイトレイという人気スター陣が共演。 <放送内容> 英国の田園地帯。のどかだが外界から隔絶されたこの土地に立つ寄宿学校ヘールシャムは、生徒たちを厳重に管理する奇妙な学園だ。ここで学ぶキャシーとトミー、そしてルースの3人は幼いころからいつも一緒の親友同士。キャシーはひそかにトミーに想いを寄せ、トミーもまたキャシーに好意を抱いているように思えたが、内気な彼女は自分から気持ちを伝えることができず、いつしかトミーは積極的なルースと恋仲になってしまい……。 <鑑賞チャネル> WOWOW