映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(お薦め度★★★★★)

完結しました。

大団円でしょう。

終盤は涙が止まりませんでした。


2021年3月22日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 「庵野秀明スペシャル」」を観たうえでの鑑賞となりました。


庵野秀明監督が、自身の命よりも作品が大事という作品にかける思いと、終わらせるという最終目的を目指した執念が本作から感じられました。


1995年のTVシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」から四半世紀という歴史の重みがありました。


ただし、人類補完計画という大きな謎がシンジの父・碇ゲンドウのあくまで個人的な欲望からとしか判断できない内容は、普遍性がありません。


本作はシリーズ完結の物凄い作品ですが、傑作とは呼ぶことが出来ません。


以下、公式サイトから引用。


<作品データ>

劇場公開:2021年3月8日

制作年:2020

制作国:日本

内容時間:99分


<スタッフ>

企画・原作・脚本:庵野秀明

総作画監督:錦織敦史

作画監督:井関修一、金世俊、浅野直之、田中将賀、新井浩一

副監督:谷田部透湖、小松田大全

デザインワークス:山下いくと、渭原敏明、コヤマシゲト、安野モヨコ、高倉武史、渡部隆

CGIアートディレクター:小林浩康

2DCGIディレクター:座間香代子

CGI監督:鬼塚大輔

CGIアニメーションディレクター:松井祐亮

CGIモデリングディレクター:小林学

CGIテクニカルディレクター:鈴木貴志

CGIルックデヴディレクター:岩里昌則

動画検査:村田康人

色彩設計:菊地和子(Wish)

美術監督:串田達也(でほぎゃらりー)

撮影監督:福士享(T2 studio)

特技監督:山田豊徳

編集:辻田恵美

テーマソング:「One Last Kiss」宇多田ヒカル(ソニー・ミュージックレーベルズ)

音楽:鷺巣詩郎

音響効果:野口透

録音:住谷真

台詞演出:山田陽(サウンドチーム・ドンファン)

総監督助手:轟木一騎

制作統括プロデューサー:岡島隆敏

アニメーションプロデューサー:杉谷勇樹

設定制作:田中隼人

プリヴィズ制作:川島正規

制作:スタジオカラー

配給:東宝、東映、カラー

宣伝:カラー、東映

製作:カラー

エグゼクティブ・プロデューサー:庵野秀明、緒方智幸

コンセプトアートディレクター:前田真宏

監督:鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏

総監督:庵野秀明


<キャスト>

声の出演:

緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、山口由里子、石田彰、立木文彦、清川元夢

関智一、岩永哲哉、岩男潤子、長沢美樹、子安武人、優希比呂、大塚明夫、沢城みゆき、大原さやか、伊瀬茉莉也、勝杏里

山寺宏一、内山昂輝、神木隆之介


<イントロダクション>

エヴァがついに完結する。 

2007年から『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再起動し、『:序』『:破』『:Q』の3作を公開してきた。その最新作、第4部『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の劇場公開が決定。

人の本質とは何か? 人は何のために生きるのか? エヴァのテーマは、いつの時代にも通じる普遍的な核を持っている。

シンジ、レイ、アスカ、マリ、個性にあふれたキャラクターたちが、人造人間エヴァンゲリオンに搭乗し、それぞれの生き方を模索する。

人と世界の再生を視野に入れた壮大な世界観と細部まで作り込まれた緻密な設定、デジタル技術を駆使した最新映像が次々と登場し、美しいデザインと色彩、情感あふれる表現が心に刺さる。

スピーディーで濃密、一度観たら病みつきになるその語り口は、興行収入80億円超えの大作『シン・ゴジラ』も記憶に新しい庵野秀明総監督による独特の境地。

その庵野総監督がアニメーションのフィールドで創作の原点に立ち返り、新たな構想と心境によって2012年の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』以後、封印されてきた物語の続きを語る。


1995年にTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』でアニメファンのみならず、アーティストや学者までを巻き込んで社会現象を起こした初出から、実に25年――その間、常にエポックメイキングであり続けたエヴァの、新たな姿を見届けよう。


<鑑賞チャネル>

イオンシネマ幕張新都心


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