映画『ファーストラヴ』(お薦め度★★★)

洗練されたサスペンスです。重みがありました。

法廷劇ながら、堤幸彦監督らしいシャープな映像とダイナミックな空撮による東京上空のカットが挿入され飽きさせない演出です。


予想していたよりもストレートで、救いのある物語でした。逆に言うとヒネリが無い内容でした。


犯人を演じた芳根京子が良い演技をしていました。


以下、公式サイトから引用。


<作品データ>

劇場公開日:2021年2月11日

制作年:2021

制作国:日本

内容時間:119分


<スタッフ>

監督:堤幸彦

原作:島本理生

脚本:浅野妙子

音楽:Antongiulio Frulio

主題歌・挿入歌:Uru


<キャスト>

真壁由紀:北川景子

庵野迦葉:中村倫也

聖山環菜:芳根京子

聖山那雄人:板尾創路

小泉裕二:石田法嗣

賀川洋一:清清原翔

早苗:高岡早紀

聖山昭菜:木村佳乃

真壁我聞:窪塚洋介


<イントロダクション>

あなたの<愛された記憶>を刺激する、禁断のサスペンス・ミステリー誕生!!

その殺人犯は、あの頃の私と同じ目をしていた


第159回直木賞受賞ベストセラーサスペンス、衝撃の完全映画化!

「動機はそちらで見つけてください」 アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる島本理生の小説『ファーストラヴ』。予測不能な結末と、タイトルの裏に隠された濃密なヒューマンドラマは2018年に発表されるや多くの話題を呼び、これまで恩田陸『蜜蜂と遠雷』や東野圭吾『容疑者Xの献身』など数々の映像化話題作が受賞してきた第159回直木賞を受賞。累計発行部数30万部を超えるベストセラーとなり、“稀代の問題作”とも称された傑作サスペンス・ミステリーが日本映画界を代表するキャスト・スタッフで完全映画化。


主演を務めるのは、人を惹きつける芝居と端麗な容姿で幅広い層から絶大な支持を誇り、テレビドラマ「家売るオンナ」シリーズや映画『スマホを落としただけなのに』の大ヒットも記憶に新しい北川景子。女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る、主人公の公認心理師(※)・真壁由紀を演じる。共演には中村倫也、芳根京子、窪塚洋介といった人気・実力ともにトップクラスの俳優陣のほか、木村佳乃、板尾創路、高岡早紀などの演技派から、清原翔、石田法嗣といった気鋭の若手まで豪華な顔ぶれが集い、迫真の演技で物語をよりリアルにエモーショナルに紡いでいく。


監督は『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ『TRICK』シリーズや『SPEC』シリーズなど数々のスタイリッシュなサスペンスで熱狂的なファンを生み出してきたヒットメーカー・堤幸彦。北川景子とは初タッグを組む。脚本は、「八日目の蝉」(NHK)や『彼女がその名を知らない鳥たち』の浅野妙子。そして主題歌と挿入歌を手掛けるのは、その歌声と神秘的な存在感で注目を集めるシンガー・Uru。物語に寄り添う優しく壮大なバラード「ファーストラヴ」を書き下ろし、新曲の挿入歌「無機質」を提供した。


なぜ、彼女は父を殺さなければならなかったのか? そして、<ファーストラヴ>というタイトルに隠された事件の真相とは?あなたの<愛された記憶>を刺激する禁断のサスペンス・ミステリーがここに誕生する!


(※)公認心理師とは、2017年の公認心理師法施行により認められた、心理職において国内で初めてとなる国家資格。専門的知識及び技術をもって心の問題を抱えている人およびその周囲の人に対して、心理状態の観察・分析、また解決に向かうための相談・助言・援助を行うことを職務とする。


<鑑賞チャネル>

イオンシネマ幕張新都心

シネマ専用・大型空調用ウイルス対策システム「トレイン・トリプルエアシールド」を 2020年8月7日に導入済。


コロナ禍での劇場鑑賞は実に1年ぶりです。緊急事態宣言が2021年3月21日まで延長される中で、外気を取り入れる空調システムで安心できるイオンシネマに行きました。1席ずつ空いており、ゆったりと観れました。


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